【雑書】しばらくランクマ休み+初心者の心が折れる瞬間について考えてみる

こんばんは、夜の更新です。

 

しばらくランクマ休み

件名の通りなんですが、ランクマをしばらく休もうと思います。

というのもモチベが維持できない負け方をしたので、しばらくは基礎力向上に努める次第です。

 

…というのは建前で実際はいろいろやりたいゲームが出来ちゃったからですね。

(負けてモチベ下がったのは本当ですが)

 

おとといの話ではあるのですが、ポケモンユナイトを始めました。

詳しく言うのであれば、ポケユナリリース直後に始めたのですが、「むっず」となって友人にも教えてもらったのですが、いまいち理解できずモチベ上がらず、といった感じですぐやらなくなってしまったのです。

 

後は、自分のおかげで勝てた!とか役に立てた!とかが感じることができないため、(全部味方がうまいからなんだよな…)という部分もありますね。

アタッカーならダメージで貢献度がある程度測れるとは思うのですが、残念ながらカビゴンが好きなため、タンクとなるとそこらへんもいまいち見えず。

MVPポイントとかもありますが、そちらもいまいち何を基準にしているかわからなかったため、なおさら離れる原因となってしまいました。

 

ですが、先日フルパでボイスチャットしながらやる機会がありまして、全員はるかに格上の人たちということもあり、コーチしてもらいながらやっていたら「今のいい!

」「うまい!」「えらい!」と言われ気分がよくなってしまったので、「しばらくやってみようかな…」となりました。(ちょろい)

単純に身内で遊ぶのは楽しいですしね。

 

SFVのランクマは孤独ですが、自分がうまくなった!という瞬間を感じる瞬間があるのでそれでモチベ維持できてたというのもあります。

 

 

初心者の心が折れる瞬間について考えてみる

というわけで実質本題です。

 

これ、ウメハラさんの配信とかで「初心者がなかなか参入しない」という話題が度々上がるのですが、「(初心者の)自分なりに考えてみよう」と思ったので書いてみます。

 

主に以下の理由があります。

 

1.勝てない

まぁ、最大にして最初に躓く理由ですよね。

これ特に格ゲーに言えることなんですが、

初心者が格上に対して、絶対に勝てることってないんですよね。

 

例えば、スマブラが流行る理由には「キャラ人気」「とりあえず動かしてみるのが簡単」「単純に昔から人気だから自分もやってみる」というのがあると思うんですけど、

特にスマブラの特徴としては「エンジョイとガチが住み分けできる」という点なんですよね。

 

ストVで言うと「カジュアル」「ランク」があると思うんですけど、ランクマが怖い初心者が「カジュアルやってみよう!(/・ω・)/」となることが多いと思いますが、むしろカジュアルって魔境に近くて、初級者~上級者が入り乱れるので、初心者が始めてやるときにうっかり上級者と当たってしまうとそのままボコボコにされて

「もうやんない。・゚・(ノД`)・゚・。」

ってなりがちなんですよ。

 

ですが、スマブラの場合は4人乱闘があって、アイテムもあるので、「上級者に対してアイテムや周りの状況次第で勝てる」という状況が発生しやすいです。

逆に「俺は自分の力を試したいんだ!」というガチプレイヤーに関しては「タイマン、終点、アイテムなし」という条件で戦うこともできます。

これが「エンジョイとガチが住み分けできる」という状態です。

 

これがどうしてもストVにない要素だと思います。

「いや、スマブラパーティゲームで、ストVは競技だから」という意見もあると思いますが、そんなもん初心者からしたら関係ないです。

また、スマブラSPについてもガチの大きい大会が開かれますが、エンジョイ大会もあったり、「ガチ対戦をやらない選択肢を選ぶことができる」ということもできますが、

ストの場合はどこまで行っても「結局のところガチ対戦しかない」という結論に至ります。

まあ、「格ゲーで4人対戦って何やねん」という話もあるんですが…

 

…ん?

 

そういえばこんなのもありましたね…。(やったことないけど)

 

話を戻して、「上級者にアイテムや状況次第で勝てることがある」というのはかなり重要なファクターだと思います。

APEXなんかも武器のそろい方や回復アイテムの状況で初心者が勝てる状況が発生するため、始めたての初心者が居付きやすい環境にあると思います。

(APEXの場合は有名な配信者が多いこともあると思いますけど、ゲーム性の部分で流行っているというのは多いと思います。ゲームがつまらなかったらそもそも人口も増えないですしね)

で、「勝てない」=「負ける」ということなのですが、この負け方が問題です。

 

2.負けたけどなんで負けたのかわからない

これですね。

当たり前ですが、キャラ相性があるのはもちろんですが、対策を知らないとハメ殺されるなんてことは格ゲーにおいて日常茶飯事です。

 

例えばストVならザンギエフのコマ投げブンブンに殺されて辞めちゃう人もいるでしょう。

(最終的には読み合いになるとは思いますが、ジャンプすれば避けられるということを知らないとコマ投げだけで死んでしまいます)

また、ソニックをひたすら撃たれた後にサマーで落とされる、という「待ちガイル」なんていうのも「弾を読んで飛ぶ」という対処を知らないと簡単にやられてしまいます。

(ちなみに自分はメナトと当たった際にソニックを撃ちまくった結果、反射されてそれで一度やめました)

 

スマブラに関しては、こういう状況はかなり少ないほうだと思います。

あるとしたら飛ばされた後降りる際に対空ずらしたり、逆に迎撃するということを知らないと永遠に浮かされたりすることはあると思いますが、それでもすぐに何が起きているかはわかると思いますし。

 

ここが格ゲーにおける「なんか何もできずにやられた。どうしたら勝てたのか振り返ってもわからない」という「詰んだ」と思わされる部分です。

格ゲーはルールというか、やってる人にはわかるけど、やってない人にはわからない常識が多いと思います。

「攻撃には上中下があって、しゃがみと立ちでガードできる攻撃が決まっている」なんて言われても「じゃあどれだよ!」ってなりますし、

「投げは投げ抜けすれば大丈夫」って言われても「いつ来るかわからないんだもん!」となります。

その点、スマブラは「ガードはつかみ系以外の攻撃全部を攻撃できる。ただしずっとガードしてると最終的にガードクラッシュして大きな隙をさらす」「投げは全力でレバガチャすれば抜けられるかも」という感じで「なんとなくわかる(わかりやすい)」し、「何かされた後にあがける」という部分が大きく異なります。

 

特に格ゲーは「知識がものを言う」ゲームです。

相手キャラもそうですし、自キャラが分かってないとどのように動かせば相手が嫌なのか、という「強味を生かす」プレイが出来ず、相手が生き生きしてしまい、そのままやられてしまいます。

 

まあ偉そうに言ってますが、自分もまだまだ初心者です。ルシア苦手。

で、この話が次の話につながります。

 

3.コンテンツのボリュームが少ない

ことストVにおいては、アーケードモード、ストーリーモード、サバイバルモードがありますが、それぞれ以下の問題があります。

 

・アーケードモード:ただ敵を倒していくだけ。真豪鬼とかもいるけど、初心者はそもそも勝てない。

・ストーリーモード:シリーズをプレイしていないと全くちんぷんかんぷん。(シャドルー殺意の波動?)

・サバイバルモード:単純に難しい。特にEASYのネカリは普通に死ねる。

 

こんな感じです。

少ないというか、言ってしまえば「つまらない」です。

(自分はストⅡやっていましたが、それでもストーリーが短すぎてつまらないと思いました)

 

これまたスマブラの話になるんですが、スマブラの場合は「灯火の星」やホームランコンテストミニゲームなど、1人だったとしてもそれなりに長く楽しめるコンテンツがあります。

これの何が重要かというと、「初心者が楽しみながらいろんなキャラを触って、使い方を学べる」という部分にあると思います。

 

また、かなり別ジャンルに飛ぶのですが、CODシリーズなんかはしっかりとしたキャンペーンモードがあり、その過程でいろんな武器を使うので、結果、操作や武器の種類になれることができるということもあります。

 

要は初心者がモチベを保って育つ土壌がないのです。

なお、BLAZBLUEなんかは無駄に長いストーリーがありますが、内容の良しあしはさておき、アニメに出てくるようなキャラの掛け合いなんかがあって途中でいろんなキャラの対戦もあり、キャラになんとなく愛着が沸く程度には出来がいいです。

BLAZBLUE続編出ないかなぁ…。ソシャゲ?知らん)

 

さらに、ストVでかなり問題がある部分としては、「大半のキャラが課金、もしくは長く続けてファイトマネーを貯めないと解放できない」というのがキツイです。

(デフォルトだと16人使えるが、総キャラクター数は45人。約6割のキャラクターが使えない)

 

友人に一人「ジュリかわいい!使ってみたい!」という人がいましたが、ジュリは追加キャラのため、最初に使ってみたいと思っても使えないのです。

実はPS4のフリープレイで配られていた際に無料トライアルが実施されており、その際ジュリが使えました。(自分もガイルをそこで使っていました)

しかしそれほど期間が長かったわけでもなく、そもそもファイトマネーは溜まりづらいです。

その結果、せっかく使っていたキャラが使えなくなりそのまま友人はやめてしまいました。

 

ちなみにBBCFに関しては総キャラ数は36キャラ。そのうち初期キャラは32キャラ。ストーリーをクリアすれば1キャラ増え、あと3キャラはDLCです。実に9割のキャラが最初から使えます。

 

いくら何でも総キャラ数から見たときに使えるキャラが少なすぎます。

そもそも今までのIPがありながら初期リリース時に16キャラというのがおかしい話ですが。

 

別の友人と話していた時に、「DLCは100%のゲームを120%のゲームにするためのコンテンツであるべき」という話をしていました。

 

その点で言うと、新規に関しては、単純にキャラ数だけで計算すると、デフォルト版では「ゲームを買ったら40%の部分しか遊べない」というとんでもない状態になります。

 

「いやそもそも本体価格自体は安いし、フリープレイなら無料なんだからそれぐらい金かけてもいいだろ」という意見もあると思いますが、それは違うと思います。

 

ストVはもともとフルプライスのゲームです。

現在のAmazon価格は4000円だが、値下げ前は約9000円…



そうして考えた場合、当初フルプライスで出しておきながら、未だに利益を出そうとしているわけです。

(別に金稼ぎが悪いとは言っていませんが、やり方が少々アコギでは?ということです)

 

現在は約5000円でキャラクターが全部入っているパッケージがありますが、元の本体価格が約3000円。つまり2000円で29キャラも解放できる!なんてお得!

 

…とはなりません。

格ゲーにおいてはDLCキャラは欲しい人が使う、だけではなく、キャラ対策においても必要です。トレモでも使うので。

つまり、「ゲームを練習するにあたって必要経費」になってしまいます。

そこに初心者は気づけないです。興味本位でやるには高すぎます。

「なんで3000円あればゲームができるのに、もう2000円出さなきゃいけないんじゃ」の思考になります。

 

「全部無料にしろ!」はさすがにやりすぎだとは思いますが、せいぜいシーズン1、2のキャラくらいは無料にしたっていいんじゃないの、とは思います。

ちなみに自分は買いました。ストVちゃんとやりたいとも思ったのと、単純にいろんなキャラ使えるならそっちの方が楽しめると思ったので。

(まあ、お金稼ぎの部分もあると思いますが、同時に古参ユーザーが今まで課金して追加したキャラをタダで渡すと裏切りに当たる部分もあるので、間をとってこのような形態にしたとも考えられますが、現時点で本来のユーザーの望みとしてはもっと格ゲー人口が増えることだと思いますので、やはりちぐはぐ感が否めません)

 

ちなみにAPEXはストVと同様に初期キャラが少なく、残りのキャラは課金かレジェンドポイントで解放、となっていますが、

そもそもAPEXは無料です。初心者の敷居がめちゃめちゃ低いのです。

興味を持ったその日から始めることができます。

で、そもそものモチベを保ちやすいゲームシステムになっているため、気づいたらレジェンドポイント溜まっています。

自分もシーズン8から始めて、最新キャラこそ開放していないものの、9割方解放済みです。

 

このように、そもそもパッケージで買っているのにも関わらず使えるキャラが少ない、というのは致命的だと思います。

 

終わり。

長々と書きましたが、基本的にはこんなところだと思います。

後は「コマンドが難しくて…」とかの話がありますが、

「キャラ人気がある」「コマンドを省略できる」「基本的に長いコンボがないし連打でコンボできる」「かなりしっかりしたソロコンテンツがある」という初心者が参入しやすそうなゲームである「グラブルVS」というゲームがありますが、

こちらは結局主流とはなりませんでした。

これに関してはそもそもターゲットに問題があったと思いますけどね…。

 

原作キャラが好き=騎空師、となると、あくまでメインはソシャゲのほうです。

そんな人たちが格ゲーのほうメインに据えるってよっぽどだと思います。

(きっかけの一つではあると思いますけどね)

逆に原作知らない人たちは「原作やったことないしな…」になりますし。

 

余談ですが、今日PS4でトロフィーを見たところ、「ランクマで30勝する」という内容のトロフィーの獲得率が「3.2%」でした。そこまでランクマするユーザが少ないということです。

 

多くのプレイヤーが「つまらない」「勝てない」という状態に陥っているのは悲しいことですね。

 

そんなこんなでもうヤバい時間なので寝ます。

おやすみなさい。

 

では。