【雑書】SFVに(ある程度)真剣に取り組むようになった理由
こんにちは。お昼の更新です。
昨日は一日ずっと寝てたので、ランクマしてなかったです。
今回は何をきっかけにSFVに取り組むようになったのかをつらつらと書いていこうと思います。
というか、生い立ちから書いていくので、どちらかと言えば今に至るまで、という内容になります。
特に役立つ情報などはないので、なんとなく読んでみたい方のみ読んでみてください。
生まれて~小学生
自分の両親はもともとファミコン世代なこともあり、ゲームセンターでバイトをしている間に出会って結婚したこともあり、ガチガチのゲーマーでした。
そんな子供がゲームに触れないわけがなく、生まれ落ちたその日から私の家にはPSやファミコン、スーパーファミコンがあり、その中にSFⅡターボもありました。
ちなみに身内ではオカンが春麗で最強だったらしいですが、実際どんなもんか聞いてみると、要は投げハメで勝ってたみたいです。オカン…。
そして自分もそのままストⅡを触るわけで、対戦相手はCPUor親父。
当たり前ですが、勝てるわけなく、「つまらないゲームだなぁ」となっていました。
しかもリュウを使っていましたが、波動拳は出せても昇竜拳は出せません。
というかなぜかうちには説明書がなかったため、コマンド表がなく、そもそも出し方がわからなかったのです。
しかし親父はスカスカ出していくので、教えてと聞いてみるものの、
親父「小さい逆の「つ」を押してみろ」
自分「…(゜Д゜`)?(出ない)」
親父「ヘタクソ」
という感じで、いまいちよくわからない説明をしてくるのです。
今思えば昇竜拳は↓→↘というコマンドですので、確かに逆方向の「っ」を入力、というのは納得です。
子供だから右とか左とか言われてもわからないと思ったのでしょうか。不器用ですね。
ちなみに親父もガイルを使っていたのですが、開幕ソニックを撃ってくるような親父でした。当時は「ROUND 1 ファイッ」の最中にタメられることを知らなかったため、何か自分の知らないコマンドがあると思っていました。
そんなこんなで小学生になり、友達もストⅡをやってると聞いて遊ぶのですが、一向に勝てません。そして「つまらねー」とやめてしまうのです。
対人のイロハが分かってないので、どうしたら勝てるか、という部分が考えられなかったんですね。
また、スマブラなんかが流行った時も、同様に勝てないのです。
10戦やって1、2戦勝てるか、という状態ですね。
この状態は自分が社会人になるまで続きます。
中学生~高校生
そんなこんなで、中学生にもなると、いよいよストリートファイターを触ることはなく、スマブラXの時代になります。
相変わらず勝てません。
そもそも持っていないので友達の家だけでやってますからね。上達するもくそもありません。
このころはぷよぷよにハマり、CPU相手に練習をしていました。
ぷよぷよは勝てる率が高かったのですが、これに関しては、簡単で、5~6連鎖すれば倒せちゃうので、
「俺はぷよぷよの天才なんだ」
と思っていました。浅はか。
高校生にもなると、そんなぷよぷよでも勝ちずらくなり、いよいよ勝てるゲームがなくなってきました。
そこに来たのがBLAZBLUEです。
かなりスタイリッシュなゲームで、コンボに魅せられた自分は、
テイガーを使い、そこそこ勝つようになります。
ええ、「ラグナとか使えや」というのはわかります。
ですが、難しすぎて基礎コンすらできないため、投げだけで何とかなるテイガーを使っていました。
ゲーセンで連勝したこともあり、自信を付けました。
ですが、最終的にはラグナやレリウス、プラチナに負けていったのです。
そうして、過去の栄光を見つめ続けた結果、さらに成長はしなくなりました。
一応、最終的にはラグナを使っていましたが、
それでも勝てたり勝てなかったり程度です。
そのまま、社会人になっていきます。
~社会人
ろくに社会を知らないままなってしまった、社会を舐めた社会人の誕生です。
こちらは自分でも黒歴史なので、振り返ると動悸が止まらなくなるため、割愛させていただきます。
そんな中、一緒に仕事をし始めた先輩がゲーセンに行くというのでついていき、なんやかんや一緒に遊んでくれました。
これが運命の出会いでした。
ある日、自分はP4U2を買って「先輩これで遊びましょうよ」となったのです。
先輩はそのまま遊んでくれることになり、自分の住んでるとこで遊び始めました。
負けまくりました。
先輩は完膚なきまでに自分をボコボコにしたのです。
しかも買ってきたばかりのゲームで。
しかし、いろんなところで散々負けてきた自分にとってはいつものことでした。
どれだけ負けたのかわからないまま、「トイレに行くので、なんか触ってていいですよ」と先輩に言いました。
そのまま先輩はトレモを触ろうとしたのか、メインメニューに戻るを選択したところ、トイレに立った自分の背中から、ナレーションの立木文彦の声が聞こえてきたのです。
「誰かこいつを止めてくれぇ!怒涛の27連勝!!」
さすがにショックでした。
まぁショックといってもたかが知れてるのですが。
先輩が帰ったあと、練習をしました。
ですが、一向にうまくならず、うまくなれないことに嫌気が差し、練習もやめてしまいました。
そうして何年かたったあと、自分はまたBLAZBLUEを触るのですが、こちらもうまくなりません。
先輩はなんやかんや遊んでくれていました。
そのなかで、先輩の友人がそれはもう懇切丁寧に1から100まで教えてくれるのです。
そうして気づきました。
「あぁ、自分は全然、対戦相手というものを見ようとしてなかったんだな」と。
自分の練習は立ち回りよりも、コンボが中心でした。
「コンボを3回決めれば勝てるじゃん」という状態に陥り、相手がどんな行動をとるのか観察もしないまま、そして、コンボの始動を止められることに何の疑問も持たずに「勝てない」とふてくされていたのです。
なにせこの時代は「二者択一」という言葉も知らない(というよりわかっていない)ため、上段技しか振っておらず、ずっとガードされ、無敵技をパなす(パナしているつもり)も、すべてガードされるのです。
先輩やその友達は「こいつはリバサかガンダッシュから無敵パなすな」と、ちゃんと観察しており、その結果何も攻撃が通らなかったのです。
この時からようやく「対人のイロハのイ」を理解し始めます。
ですが同時に「よくないもの」を持ち始めました。
~現在
実はこの「よくないもの」とは今も戦っています。
もしかしたらこれを読んでいる人の中にもあるのではないでしょうか。
そのよくないものとは、
「無駄に大した根拠もなく、肥大したプライド」です。
「プライド」ならいいのですが、こいつに関しては厄介です。
これを持ち続けると、最悪友人を失くします。
(本当に今付き合ってくれてる先輩含む友人たちには感謝しかないです)
これを自覚し始めたのはつい最近で、
友人たちとゲームをしている際に「負けると当たり散らす」ようになったのです。
言っておきますが、幼少期に負けたら癇癪を起こすことはあれど、中学生からはそんなことなかったのです。
では、なんでこんなことになってしまったかと言えば、
「練習の仕方が分かり、自分に自信がついてきた」ためです。
自信が付く→友人に挑む→負ける→負けるので練習する→自信がつく→負ける…
そんなループを繰り返した結果、
「俺はうまくなってる!悪いのは相手のキャラだ!」
という最悪の思考に至ったのです。
結局のところ、最終的には自分の動かし方が悪いのに。
そうして、「一緒に格ゲーするのヤダ」まで言われるようになり、
反省はするのですが、なかなかその部分が治らないのです。
そんな中、ある日、いろんな配信者さんの格ゲーを見ている中、あるVtuberの方の配信が目に留まりました。
(名前は出しません。その人を使ってプレビュー伸ばすみたいになっちゃうので)
しばらく見ていたのですが、その人は決して特別うまい方ではなく、負けることも多かったのです。
それを見ながら「あー相手のキャラ○○じゃん。クソキャラ」とか考えてたのです。
ですが、その配信者の方は「負けてもニコニコ」して「○○は××すればよかったなー」など、ダメだったことを振り返っているのです。
別に負けることを良しとしているわけではありません。
負けたらダメだった部分を見つめる。
ただそれだけなのです。
自分に足りなかった思考をやっと見つけた気分でした。
自分と同じように負けているのに、「楽しそう」にやるのです。
「うらやましい」と思いました。
そして「自分だけうまくなってもダメだ、相手のキャラをわからないとこのままだ」という、ようやく格ゲーにおけるスタートラインに立てるようになったのです。
そしてそのVtuberさんがラウンジ募集していたの参加しました。
結果は×○×(1-2)。負けました。
ですが、いい勝負ができたこと、なにより尊敬している人と戦えて満足感でいっぱいでした。
そして「次は勝ちたい」とも思いました。
こうして、SFVというゲームにのめりこみ、基礎的なコンボを練習し、ランクマに潜り、ボコボコにされたときは相手キャラの対策を考えるようになりました。
友人たちはSFVをやらないので、友人たちと遊ぶ時には別ゲーをやりますが、
その際「ずるい!ずるいその技!」ということはありますが、本気で言うわけではなく、ゲラゲラ笑いながら文句付けてます。
改めて、何やかんや遊んでくれる友人たちには感謝しています。
終わりに
以上、自己紹介+反省文でした。
この歳になるまでずっと格ゲーを間違った方向でとらえ続けていたのです。
もったいないったらありゃしない。
もしいつか自分が結婚したとして、子供が生まれ、格ゲーをやってみたい、となった時、自分のような過ちはしてほしくないと思います。
まあ、別に彼女もいないのですが。
もし自分と同じような状況に陥っている人は、どうか自分のようにならないように、一つ「しくじり先生」として参考にしてください。
本当に「無駄なプライド」は持っていても一つも得しないです。
では。